二冠獲得のドゥラメンテ。目指すは三冠か凱旋門か


日本ダービーを終えてドゥラメンテが今年のクラシック二冠目を獲得した。

皐月賞・東京優駿の走りを見て三冠制覇が夢ではないということははっきりと見えたと思う。

しかし日本競馬会悲願の凱旋門賞初制覇を目指すという道もある。

三冠最後のレース菊花賞は10月25日。凱旋門賞はそれより3週前の10月4日。

国内レースでさえ中2週は少々きついローテーションと言われる中、海外遠征帰りでは酷であろう。

特に大事に育てたい有望株に無理をさせるわけには行かないため、どちらか一つに絞る必要がありそうだ。

鞍上のデムーロは凱旋門に出てもチャンスはあるというが、判断はオーナーと調教師の意向によるとし、堀調教師は個人的にはもっとしっかり完成させてからでもいいのでは、と言葉を残している。

凱旋門賞への日本馬の初挑戦は1969年のスピードシンボリが初。それ以降の皐月賞、日本ダービー2冠をとった競走馬14頭の動向を以下にまとめておく。

タニノムーティエ(1970年)
菊花賞11着
ヒカルイマイ(1971年)
屈腱炎を発症し菊花賞断念。そのまま引退。
カブラヤオー(1975年)
屈腱炎を発症し菊花賞断念。
カツトップエース(1981年)
屈腱炎を発症し菊花賞断念。そのまま引退。
ミスターシービー(1983年)
菊花賞優勝。三冠達成
シンボリルドルフ(1984年)
菊花賞優勝。三冠達成
トウカイテイオー(1991年)
ダービー終了後に骨折が判明。菊花賞断念。
ミホノブルボン(1992年)
菊花賞2着
ナリタブライアン(1994年)
菊花賞優勝。三冠達成
サニーブライアン(1997年)
ダービー終了後に骨折が判明。菊花賞断念。
ネオユニヴァース(2003年)
菊花賞3着
ディープインパクト(2005年)
菊花賞優勝。三冠達成
メイショウサムソン(2006年)
菊花賞4着
オルフェーヴル(2011年)
菊花賞優勝。三冠達成

凱旋門賞への挑戦が珍しいことではなくなってきても、やはりクラシック三冠への挑戦を諦めるのは難しいようで、故障による断念などはあるものの、菊花賞を蹴って凱旋門賞へ挑むという路線は未だ確立されていないようだ。

ただし、ドゥラメンテの場合は皐月賞の勝利直後に既に凱旋門賞への登録はしてある。ダービーの成績次第とはしたものの、見事に優勝し三冠挑戦への切符を手にしてしまい嬉しい悲鳴で悩ましい決断が迫られる。

どちらにせよドゥラメンテの今後の動向は注目をあつめるだろう。

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