衝撃の競馬動画 1990年代編


大逃げ?末脚?

競馬動画で人気があるのは逃げ切りか、末脚での差し込みのどちらか、もしくは息も詰まるような接戦などです。

長く語り継がれるような名馬はこういった伝説的な名勝負を繰り広げたことのある馬が多いですね。

とはいえ、一般的にはそこまで有名でもない馬の中にも誰もが唸るような競馬を見せてくれた馬もいます。

1997年 第45回神戸新聞杯(G2)

1997年のマチカネフクキタルは脅威の末脚を見せたとして人気のある競馬動画の1つ。

この時、逃げを選択したサイレンススズカは未だに史上最強論を受けるほど評価の高かった馬。そのサイレンススズカを見事追い込み差しきったマチカネフクキタルはお見事と言わざるを得ません。

そのサイレンススズカの人気を不動のものとした大逃げの一戦も。

1998年 第34回金鯱賞(G2)

サイレンススズカの逃げ馬史上最強論の根拠とされるレースのうちの1つ。

先ほどのレースでは負けを喫したマチカネフクキタルや、後に香港国際カップを制するミッドナイトベッドなど、強豪ひしめく中2,000mという距離で11馬身半の差を付け圧勝。

従来、逃げ馬の展開としては序盤につけた差を守りながら勝ち切るというのがセオリーであるが、サイレンススズカの特にこのレースにおいては徐々に差を広げつつ勝ちきるという稀有なレース展開。動画をみていただければ他の馬がほんとは雑魚だったのではないかと勘ぐってしまうほどの圧勝を見られるはず。

サイレンススズカが伝説的となってしまったのはこの後の天皇賞でこれから、というところで転倒し予後不良となってしまったこと。
武豊騎手もサイレンススズカの事故のあと人生で初めて泥酔したなどという逸話もあるとかないとか・・・

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